人間関係について

私は相性がいい悪いは簡単に出すものではないと思っています。
一応私も占い師なので、まあ相性良し悪しは言えるのですが、ご本人の現在の状態や環境によってもやり方、向き合い方をその都度考えなければいけないからです。そのため、相性をみる場合でも必ずお二人の運勢と、現状をお聞きして総合的に鑑定しています。

また、占いで人間関係をみていくとき、3段階くらいのフェーズがあるなと思って鑑定しています。

『 浅瀬 』
合う合わないで決別したり距離を取る、人を選んで付き合う

『 中層 』
その人がどういう人かを知って、向き合い方や付き合い方を考える

『 深層 』
どうして自分はその人に特定の感情を持ってしまうのか、悩むその先にあるもの、自分自身にフォーカスする

いわゆる浅瀬のところが相性をみる鑑定です。これが悪いわけではありません。
例えば婚活をしていて候補者の方が何人もおられたら一人一人掘り下げていったら大変ですからね。
深い関係性でないけど相性を知りたい場合はこちらでいいと思います。

中層は関係性が深いもの、家族とか、縁を簡単にきれない関係性などですね。
たとえ馬があわなくても、一緒にやっていかないといけないことはたくさんありますよね。
相手のことをみていくことで関係性に役立つことをご提案しています。

相性をみておわり、ではないと私が言っているのはほぼ深層のフェーズです。
もちろん1回の占いで深層のところまではいけませんので、2、3回の鑑定にはなりますが…
人間関係で悩んでいるのに、自分にフォーカスするとはどういうことか。

特定の人とどんなに物理的に距離をとっても自分の心の中の距離からは離れられないことって人生にはたくさんありますよね。
私にもあります。ずっと囚われている、執着している、そんな時は一度ご相談者さまのことについて一緒にみていくことをご提案しています。

どうして自分はその人に特定の感情や執着を抱いてしまうのか…
男女の関係だけでなく、友人や親子、職場の人のこと、誰かに話すことができないままのこと…
自分の中の根底にあるものを一緒にみていくことで、やがて人間関係にも繋げていくことができます。
これは簡単なルートではありませんし、時間はかかりますが、ご自身に向き合ったことは必ず影響があります。
占いではご自身の掘りさげのきっかけ、入り口のところまでご案内することになります。
ご本人の代わりに旅をするわけではありません。ですが入り口まで一緒にご案内します。

あくまで、四柱推命という1つの方法として考えてもらえたらと思います。

いつも同じことを繰り返してしまう、いつも同じような関係性で困ってしまう、そんな時は相手のことを知ることも大切ですが、ご自分にフォーカスするとみえてくるものも多いです。

よければ、四柱推命の観点から一緒にみてみませんか。